2013/03/17
横浜で写真展「大槌の宝箱」開催中です!

横浜市中区相生町3-61泰生ビル2F さくらWORKS<関内>で3月20日まで開催中の写真展「大槌の宝箱」に行ってきました!
以前、東京会場で開催中にも一度、見に行ったのですが、前回は時間がなくて、ざっと見渡した状態で会場を後にしてしまった為、今回はゆっくり写真を見ようと思い横浜会場へも足を運んでみました。

この写真展では岩手県大槌町で暮らす、おじいちゃん、おばあちゃんがデジカメを手にして、それぞれの宝物を写した写真が展示されています。参加者の方の中には今回、初めてデジカメを手にする方いるそうなのですが、初めてデジカメに触ったばかりとは思えないぐらいに、宝物がしっかりと写し出されていました。

展示されている写真のうち、数点には“インタビュー動画あり”の貼り紙がありまして...。

写真を撮られた方のインタビュー動画を見る事が出来るようになっております。

インタビュー動画は会場内でスタッフの方が手渡してくれる、こちらのタブレット端末で見る事が出来ます。写真作品の前に立ち、タブレットでインタビュー動画を再生させながら見るのがオススメですよ!
インタビュー動画では写真に込められた想いや、写真を始めるきっかけ等の生の声を聞く事ができて、写真へ理解も深まりすごく良かったです。会場に足を運ばれた際には是非、このインタビュー動画もご覧下さい。

写真を見ながら、こんな宝物があるんだね〜と見てみるのもいいのですが、この写真をどうして撮ったんだろうなぁ?とか考えてみるとより楽しくなるではないかと思います。
宝物ってなんだかとてもすごい特別なモノって印象を持つ事があるかもですが、いつもそばにあって、なんでも無いようなモノに見えてしまうようなごくごく、身近なモノもすっごく大切な宝物だったりもしますよね!そんな事に気が付かせてくれる写真展が“大槌の宝箱”ではないかと思います。

会場内には写真展の感想を書くスペースがありまして、こちらにチョークで書く事ができます。

会場に来ていた小さな男の子がチョークを手にして何やら絵を書き始めたぞって思って見ていたら...。

その男の子、なんとひょっこりひょうたん島(蓬莱島)を書いてくれました。この絵を見てすごく優しい気持ちになった事は言うまでもありません


写真がつなぐ、あたたかい想いっていいですね!

震災に関連する写真展と聞くと被災地の被害の状況を伝えるも為のものというイメージが強く、実際にそのような展示を見終えた後には、何とも言えない複雑な想いになり、すこしどんよりとした気持ちになることもあります。
写真展「大槌の宝箱」は被害を伝える展示とは異なり、大槌のおじいちゃん、おばあちゃんの視点で撮られたあたたかな写真で、写真を見ているうちに明るく元気な気持ちになりました!
撮影者お一人、お一人の宝物、
写真展「大槌の宝箱」は3月20日まで開催中です。
写真展についての詳しい情報は“大槌みらい新聞ホームページ”にてご確認下さい。
大槌みらい新聞公式サイト→http://otsuchinews.net
※大槌みらい新聞内 写真展「大槌の宝箱」横浜会場のイベント詳細URL
→http://otsuchinews.net/info/20130311/396

